2017.07.27更新

今や当たり前のように耳にする「生活習慣病」は、一般的に「糖尿病」「脂質異常症」「高血圧」の事を指します。これら一つでも健康的によろしい状態ではありませんが、二つ、あるいはすべて当てはまる方は、命に関わる病気を起こしかねません。

生活習慣病は脳梗塞や心筋梗塞を起こす要因として考えられており、取り返しのつかない状況になる前に、治療を始めていくべきです。ただ、いずれの生活習慣病についても、これといって目立った自覚症状がないというのが厄介なところです。

たとえば高血圧ですが、血圧が高まっていてもそれが原因で起こる症状はそれほどありません。それでありながら血管に負荷をかけ、脳出血や心不全、動脈硬化などの恐れがありますので、強く注意すべきです。

多少血圧が高いくらいでは、それほど病院に行く気にならないかもしれません。どれだけ深刻な状態にあるのか危機感を持ちづらいところもまた、生活習慣病の恐ろしいところでしょう。ただ、高血圧はお薬で調整でき、生活習慣の改善で抑えられます。脂質異常症も食事と運動により改善は見込めるように、完全に治療できない状態ばかりではありません。

少しでもご自身の生活習慣の乱れに心当たりがあれば、定期的に検査を受け、生活を見直してみると良いのではないでしょうか。京都府相楽郡にある当院では、生活習慣病に関するご相談ください承っています。何かしらのご不安がある方はぜひご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院