2011.03.25更新

3月24日の医薬品等安全対策部会安全対策調査会で「死亡例の詳細情報や国内外の疫学的情報も含めた包括的なデータが検査用された結果、ワクチン接種と死亡との間に直接的で明確な因果関係及び、同時接種に起因する重篤な副作用の増加は認められていないことから、特に安全性上の懸念は認められない」と判断されました。厚生労働省は、3月末までに再度専門家会議を開催し、4月1日からの接種を再開する方針が出ました。同時接種はダメではないが、当院では同時接種を控える予定です。ただ、4月1日までにはしばらく時間があるので、もう少し考えます。多分、ロットの返品などがあったので、流通にはしばらく時間かかるでしょうね。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2011.03.24更新

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々とご遺族の皆様に深い哀悼の意を捧げます。
また、被災地の皆様、ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。ならびに、災害の復旧に従事される方々に心よりの敬意を表し、感謝申し上げます。 被災地の一日も早い復興と安全を祈念いたします。

地震の影響は計り知れません。原爆や放射能の問題も深刻で、徐々に食料や水にも影響を与えているようです。また府医師会の先生方が被災地へ救援にいかれてます。その様子も医師会のブログなどで報告されており、現場の雰囲気がひしひしと伝わってきます。(皆さん、結構文章がうまかったりする!)

我々開業医はおいそれと被災地へは行けませんが、もう一度しっかりと目の前の患者さんに向き合い、不安定な世間に流されることが無いようにしなければならないと思います。でも、内科医にとっては薬が命って所があります。今回の地震でチラージンという薬を作る工場が被害を受けたようです。甲状腺のお薬で、患者さんにとっては日常生活を送る上で非常に大切なお薬です。直ぐに緊急輸入の措置が取られたようですが、ある程度リスクの分散も大事だと気づかされました。また、漢方も入手しにくくなってきているようです。
患者さんには何かと不便をおかけするかもしれませんし、同じお薬が無い場合は代換えのお薬になるかもしれませんがご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2011.03.05更新

こんな話題ばかりで申し訳ないですが。。。
ヒブ・小児肺炎球菌ワクチンを接種されたお子さんが4名亡くなったという報告が3月にされたようです。因果関係は不明ですが、そんため一時的にワクチン接種を見合わせるように厚生労働省からお達しがきました。ワクチンは1回目の子もありますが、2回目の子もあり、また、2種の同時接種の子やDTPとあわせた3種同時接種の子もいます。とりあえず、3月7日のワクチン接種副反応委員会でなんらかのコメントが出ると思いますが。。。。
当院で今週ワクチンを打たれた子は、1名発熱を認めた以外は大丈夫でした。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2011.03.04更新

最新情報でも書きましたが、子宮頚癌ワクチンの新規の接種の方の予約ができなくなりました。受験や期末テストがおわり、これから接種しようと考えられている方には非常に申し訳ありませんが、もうしばらくお持ちください。なお、当院で1回目を接種された方の2回目のワクチンは確保しておりますので、ご安心ください。
高校1年の方は3月末までに1回目の接種が必要ですので、何らかの救済があると思うのですが、今のところ全く情報がありません。確認でき次第、HPにアップします。
禁煙治療のときもそうでしたが、なんかメーカーと行政に振り回され、実際の現場の我々が接種希望の方に申し訳ない気持ちになるという事を繰り返しますよね。もうちょっと余裕を持っといてもらいたいですね、メーカーさん。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2011.03.03更新

子宮けい癌ワクチンも品薄になってきたようですね。公費で接種可能な高校1年生の駆け込みがある時期に、ワクチンが用意できないなんて、メーカーさんも考えものですね。タバコの増税で禁煙外来の需要があがるも、治療薬が供給不足になったのは、つい先日のことなのに!
ワクチンの供給不測で、公費の期限切れというかわいそうな子がでないことを願います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院