2017.07.31更新

生活習慣病の一つである糖尿病は、長きにわたるライフスタイルが原因となっていることが多いものです。炭水化物や糖質の過剰摂取、そのほか運動不足であることや、偏った生活がもたらす肥満体型の人がなりやすいです。

糖尿病は、進行しなければ自覚症状がほとんどない恐ろしい病気です。これを言い換えると、症状が現れている場合、かなり悪化している可能性があるということです。糖尿病の恐ろしいところは、深刻な合併症を引き起こすリスクで、網膜症や腎症、神経障害などが起こるかもしれません。

なにより糖尿病における怖さは、自覚症状に乏しい病気のため、検査で発見するほかない部分です。例えば網膜症を合併した場合、視力が徐々に低下していき、最終的には失明する恐れがあります。合併症を引き起こし悪化させないためには、早めに状態を把握することが重要なのです。

日頃から、甘いものをたくさん食べたり、炭水化物を摂取しすぎたりと、ご自身の生活習慣は、ご自身で把握している事と思います。その中で、もしかしたら糖尿病になりかねない生活をしていると、自覚があれば定期的に検査を受けるべきです。早期なら、ライフスタイルの改善で糖尿病の予防に努められます。

京都府相楽郡にある当院では、糖尿病に関するご相談を承っております。ご心配な方はぜひご相談頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.07.27更新

今や当たり前のように耳にする「生活習慣病」は、一般的に「糖尿病」「脂質異常症」「高血圧」の事を指します。これら一つでも健康的によろしい状態ではありませんが、二つ、あるいはすべて当てはまる方は、命に関わる病気を起こしかねません。

生活習慣病は脳梗塞や心筋梗塞を起こす要因として考えられており、取り返しのつかない状況になる前に、治療を始めていくべきです。ただ、いずれの生活習慣病についても、これといって目立った自覚症状がないというのが厄介なところです。

たとえば高血圧ですが、血圧が高まっていてもそれが原因で起こる症状はそれほどありません。それでありながら血管に負荷をかけ、脳出血や心不全、動脈硬化などの恐れがありますので、強く注意すべきです。

多少血圧が高いくらいでは、それほど病院に行く気にならないかもしれません。どれだけ深刻な状態にあるのか危機感を持ちづらいところもまた、生活習慣病の恐ろしいところでしょう。ただ、高血圧はお薬で調整でき、生活習慣の改善で抑えられます。脂質異常症も食事と運動により改善は見込めるように、完全に治療できない状態ばかりではありません。

少しでもご自身の生活習慣の乱れに心当たりがあれば、定期的に検査を受け、生活を見直してみると良いのではないでしょうか。京都府相楽郡にある当院では、生活習慣病に関するご相談ください承っています。何かしらのご不安がある方はぜひご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.07.20更新

血管年齢とは、血管がどれほど老化しているのかわかる指標です。血管の年齢が高いと動脈硬化が進んでいる事が分かりますし、血管年齢が低ければそれほど動脈硬化の心配が無い事が分かります。

動脈硬化は、血管が老化して固くなったり狭くなったりして、血液の流れが悪くなる状態です。生活習慣病として動脈硬化は心配されているため、早めに状態を知り、生活習慣を改善するよう心がける事が大切です。

血管年齢が高くなる原因は、例えば高血圧などが関係しています。高血圧となると、血流の勢いが増すため、血管にかける負担が大きくなります。この状態が動脈硬化を進めてしまい、血管年齢を高める原因となります。

血管年齢の検査にはIMTが用いられ、動脈硬化の進行具合を調べられます。

動脈は「内膜」「中膜」「外膜」の三つで血管が形成されていて、IMTでは内膜や中膜の厚みを調べられます。血管が厚くなっていくと、脳血管障害など深刻な病気のリスクが高まり、状態によっては命の危険に及びます。特に普段から喫煙やアルコールを楽しまれている方、あるいはやや太り気味である方などは一度、検査を受けてみると生活習慣を改善するきっかけになります。

動脈硬化は目に見えないところで徐々に進行していますので、お時間がある方は京都府相楽郡にある当院で検査を受けてみてはいかがでしょう。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.07.13更新

ワクチン接種をそれほど重視していない方は多いのではないでしょうか。確かに、必ず病気になるとは限りませんし、ワクチン1回に対する経済的な負担も小さくありません。しかし、ワクチン接種が推奨される病気のほとんどは、治療が難しく発症すると危険なものが多いのです。

命を危険に晒されるほか、治療にかかる費用も高額になるため、本来であればワクチン接種はしっかり受けておいたほうが良いものです。例えば、小さな子供の病気である「小児麻痺」は、ウイルスによって運動神経が破壊され、様々な麻痺を生じます。完治が難しく、後遺症が残る可能性が少なからずありますので、ポリオワクチンを受け、未然に予防する事が大切です。

ほかにも小児細菌性髄膜炎や肺炎、あるいは敗血症などの病気は、命に関わるリスクもある病気と言えるでしょう。生後2ヶ月から5歳未満の間にワクチン接種を受けておくと、未然の予防に役立ちます。

ワクチンは、基本的に小さな頃から受けておき大病に備えるものです。その時々ではワクチンによる効果というのはもちろん分かりませんが、万が一の病気にかかる事を予防する意味であるため、お子様の命を守るためにも、親御様が率先して動くべきでしょう。

京都府相楽郡にある当院では、ワクチン接種に関するご相談を承ります。お子様の安全をワクチンで守りたい方はぜひ当院にご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.07.06更新

タバコは、様々な病気の可能性を高めることが知られています。よく言われるのが、肺がんや心筋梗塞ですが、その他にも糖尿病や脳卒中、様々なガンのリスクを高めます。喫煙者はタバコを吸わない人に比べて10年も余命が短くなると言われ、身体にもたらす悪影響は計り知れません。

喫煙者の多くは、体に害があると頭では理解しているものの、ニコチンによる依存性、習慣性によってタバコを自力でやめられない方が多いです。離脱症状である眠気、手の震え、イライラなどが発症し、耐えきれずタバコに手を伸ばしてしまうのでしょう。

タバコをやめたいけど自力でやめられないという方には、禁煙外来をおすすめします。薬の中にはニコチンを含まない飲み薬もありますので、継続的に治療を受けていくことで、最後には禁煙出来る可能性が高まります。

禁煙外来の費用は決して安い訳ではありませんが、喫煙を続けるよりも安く済むケースはあります。タバコをやめるつもりがない人が受診しても効果はないかもしれませんが、最終的に禁煙したいと考えている方は、半分以上の割合で禁煙に成功しています。

京都府相楽郡にある当院では、禁煙外来の治療も行っております。いずれ健康のためにタバコをやめたいとお考えの方はぜひご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.06.29更新

加齢を原因とする身体の衰えを小さくして、いつまでも若々しくいるために、アンチエイジング治療をご希望される方は少なくありません。見た目を若々しく改善するためには、体の外側からではなく内側からのケアにより美しさを高めていきます。

皮膚の老化を防ぐといった、美容的な目的で治療を受けられる方が多いですが、一口にアンチエイジング治療といっても種類は様々です。

例えばプラセンタ療法では、胎盤を意味するプラセンタが成長促進効果、自律神経の調整機能を備えます。漢方に配合される事も多く、アミノ酸やビタミン等の栄養を豊富に含みます。プラセンタでは、美白や美肌の効果に加え、自律神経を整えたり基礎代謝を向上させたりするほか、婦人科系の疾患への治療効果も見込めます。

他にも、にんにく注射と言われるアンチエイジング治療もあります。ビタミンB1など、ビタミン類を豊富に含む注射を行うもので、決してにんにくが成分として含まれている訳ではありません。名称は、注射をする時ににんにくの様な匂いがするためそのように呼ばれています。にんにく注射では、疲労回復や新陳代謝の促進、夏バテ解消など、様々な効果に期待出来ます。

京都府相楽郡にある当院では、これらのアンチエイジング治療をしております。もし治療を受けてみたいという事であれば一度当院にご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.06.22更新

生活習慣病の一つとして知られる糖尿病は、血液中に含まれるブドウ糖の濃度が上昇する病気です。単に血糖値が高いだけならすぐさま問題となる事は少ないですが、長年続くと血管に障害を起こし、深刻な合併症を引き起こす心配が高まります。

糖尿病における恐ろしい部分は、初期症状に自覚出来る兆候がほとんどない事です。

健康診断や別の病気の検査等で、血糖値を指摘される例は多いですが、ご自身で糖尿病だと判断出来る方は、初期の段階ではほぼいないでしょう。初期症状がほとんどみられない一方で、ある程度進行した場合は様々な症状が現れてきます。

例としては、喉が渇いたり、水をたくさん飲んだりする行為、さらには頻尿気味になりやすいのも特徴です。さらに血糖値に問題が起こると体重が減る、嘔吐や倦怠感のような、深刻な症状を引き起こしかねません。合併症として、神経障害や網膜症、さらに腎臓の病気になることもあるなど、糖尿病は様々な病気の起因となりえる恐ろしい病気です。

自覚症状がほとんどないため、早期発見はなるべく検診を受けて、ご自身の健康状態を定期的に把握する事が非常に大切です。

京都府相楽郡にある当院では、糖尿病に関するご相談を承っております。もし日頃の生活習慣に糖尿病を引き起こしかねないと自覚することがある方は、一度当院にて検査を受けて頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.06.15更新

膵臓癌は膵臓に発生する悪性腫瘍のことで、発症すると5年生存率が9%と非常に深刻な病気です。残念な事に、膵臓癌を患う方は年々増加の傾向にあり、がんで亡くなる方に分類しても5位という結果になっています。

膵臓癌の症状は、「黄疸」や「食欲不振」、「腹痛」「体重の減少」などがあげられます。しかしこれらの症状は膵臓癌でなくとも起こる場合があるため、やや自覚症状に乏しい病気と言えるでしょう。

原因としては、明確な形で分かってはいないものの、高たんぱく質かつ高脂質となる食の欧米化による関係性が疑われており、いわば生活習慣による影響は少なくないという事でしょう。また、糖尿病やピロリ菌感染などの既往歴を持っている場合に関しても、膵臓癌を引き起こす可能性があると言われています。

膵臓癌の治療は、外科手術や化学療法によるもの、あるいは放射能療法などが検討されます。治療方法が存在しない病気ではありませんが、何より早期発見が重要です。自覚症状が乏しいため、進んで病院に検査に行く事は難しいかもしれませんが、定期検診を受けていれば少なからず発見の可能性は高まります。

生存率がそれほど高くない病気のため、少しでも気になる症状があれば専門医に相談してみるべきです。京都府相楽郡にある当院では、膵臓癌に関するご相談を承りますので、ご不安な方はぜひご連絡頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.06.08更新

膠原病は難病としてのイメージが強かったものですが、現在は十分に治療が可能な病気です。膠原病とは、人体を形成する細胞の強度を保ち結びつけている結合組織が、病変を抱えてしまっている状態を言います。

通常であれば、異物等が体内に侵入すると免疫システムが働きますが、膠原病になると自己免疫がしっかり働かなくなるのです。

体のどこに病変が生じるかによって分類が異なるもので、内臓であれば「全身性エリテマトーデス」、関節であれば「慢性関節リウマチ」、皮膚や筋肉であれば「強皮症」や「多発性筋炎」あるいは「皮膚筋炎」、血管であれば「結節性多発動脈炎」や「血管炎症候群」となります。

発症する部位により症状は異なりますが、発熱、咳、下痢、倦怠感、関節痛、腹痛、湿疹、手足の痛みや痺れなどの症状が見られます。明確な原因は解明されていませんが、現代では膠原病の治療は可能で、主にステロイドや免疫抑制剤を投与して治療を行っていきます。

症状が進行すると、関節に変形が現れるほか臓器に障害が起こるなど、深刻な状態になりかねないため早期発見が非常に大切な病気です。

京都府相楽郡にある当院では、膠原病やリウマチを専門とする医師と連携し、適切な治療を進めていきます。膠原病の疑いを感じた時は当院にご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.06.01更新

予防接種は、難しい病気を予防するためにとても大切なものです。ご自身が病気にならないようにする事が一番の目的ですが、もしかかってしまった場合も症状を軽く抑えられますし、周囲の方にうさないためにも大切なのです。

感染症にかからないためなど、予防接種は子供にされる印象が強いですが、成人でも病気になるリスクはあるので、しっかり受けておきたいものです。もちろん、成人に比べ免疫力の弱いお子様に関しては、保護者がしっかりと予防接種を受けさせてあげるべきです。

一口に予防接種といってもワクチンの種類はたくさんあります。小児麻痺のための「ポリオワクチン」、小児細菌性髄膜炎や肺炎、敗血症のための「ヒブワクチン」や、小児肺炎球菌ワクチンなどです。

これらは生後2~3ヶ月経過してから打たれる事が多く、ものによっては数回に分けて接種していきます。また、子供といっても中学1年生から高校1年生くらいの女子には、子宮頸がんワクチンの接種を考慮されるのも良いでしょう。

HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染や、子宮頸がんの予防を行えますので、将来の事も考慮して受けておくべきです。その他にもワクチンの種類をあげるとキリがありませんが、どれも深刻な病気を予防するべく、非常に大切な存在です。

京都府相楽郡にある当院では予防接種のご相談を承ります。ワクチンについてのご相談がある方はぜひご連絡下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

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