2017.07.13更新

ワクチン接種をそれほど重視していない方は多いのではないでしょうか。確かに、必ず病気になるとは限りませんし、ワクチン1回に対する経済的な負担も小さくありません。しかし、ワクチン接種が推奨される病気のほとんどは、治療が難しく発症すると危険なものが多いのです。

命を危険に晒されるほか、治療にかかる費用も高額になるため、本来であればワクチン接種はしっかり受けておいたほうが良いものです。例えば、小さな子供の病気である「小児麻痺」は、ウイルスによって運動神経が破壊され、様々な麻痺を生じます。完治が難しく、後遺症が残る可能性が少なからずありますので、ポリオワクチンを受け、未然に予防する事が大切です。

ほかにも小児細菌性髄膜炎や肺炎、あるいは敗血症などの病気は、命に関わるリスクもある病気と言えるでしょう。生後2ヶ月から5歳未満の間にワクチン接種を受けておくと、未然の予防に役立ちます。

ワクチンは、基本的に小さな頃から受けておき大病に備えるものです。その時々ではワクチンによる効果というのはもちろん分かりませんが、万が一の病気にかかる事を予防する意味であるため、お子様の命を守るためにも、親御様が率先して動くべきでしょう。

京都府相楽郡にある当院では、ワクチン接種に関するご相談を承ります。お子様の安全をワクチンで守りたい方はぜひ当院にご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院