2017.05.26更新

糖尿病は大きく分けると4種類に分けられ、「1型糖尿病」と「2型糖尿病」、「その他疾患に伴う糖尿病」や「妊娠糖尿病」があります。

若年層や中年項以降の方々にみられやすいタイプが「2型糖尿病」です。

これは、インスリンの分泌が減少したり、働きが悪くなったりする事で起こり、日本人の9割が2型糖尿病であると言われています。2型糖尿病は生活習慣病とも言われる事があるほどに、日常生活や食生活が大きく影響するものです。遺伝的な体質も関係しますが、高脂肪食や運動不足、そのほか肥満やストレスなどが加わり、発症する可能性があります。

たとえ肥満気味でなくとも、内臓脂肪が増加するメタボリックシンドロームで、2型糖尿病になりやすくなるのです。糖尿病の怖いところは、進行するまでほとんど自覚症状がない点で、つまりは症状が現れる頃にはかなり進行している可能性が高いものです。

さらに、糖尿病そのものではなく、糖尿病がもたらす合併症が怖く、網膜や腎臓、神経へと悪影響を及ぼすものがあります。2型糖尿病に関しては遺伝的な要素も少なからず関係しますが、生活習慣や食生活など、改善できる部分は意識していくべきです。

京都府相良郡にある当院では、糖尿病に関するご相談を承っております。自覚症状が少ない分、検査をしてみなければ分からない部分も多いものです。少しでも生活習慣や食生活の偏りに心当たりがある方は、当院にご相談して頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院