2013.05.09更新

こんにちは、わかりやすい言葉で納得のいく診療と説明を心がける、岸田内科医院です。

「塩分のとりすぎに注意」とよく聞きますが、摂りすぎると人間の体は、一体どうなってしまうのでしょうか。
食塩を摂りすぎると、血液中にある「ナトリウム」の量が増加してしまいます。
そして、それを薄める働きをするために、血液中に水分を引き込みます。

結果、血液量は増加します。
この血液量の増加とは、1回に心臓が送りだす血液の量が増えるという意味で、体の末梢の毛細血管にとっては、血液を通すために圧力がたくさん必要になります。

こうして血圧が高くなってしまうのです。
また、腎臓にも負担がかかり、濾過機能が衰えます。
腎臓疾患の原因になります。

さらには、筋肉の伸縮させる信号に異常がおこってしまい、心臓の鼓動が不規則になる可能性が高くなります。
これが不整脈です。ひどくなると、心疾患を引き起こす原因にもなるでしょう。
少し、恐ろしい話をしましたが、現代は、少し塩分量の多い食生活です。

減塩生活をしてみませんか。当院での治療は、できるだけ投薬せず、生活を見直して治すというビションのもと進めてまいります。
お体のことで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院