2017.06.22更新

生活習慣病の一つとして知られる糖尿病は、血液中に含まれるブドウ糖の濃度が上昇する病気です。単に血糖値が高いだけならすぐさま問題となる事は少ないですが、長年続くと血管に障害を起こし、深刻な合併症を引き起こす心配が高まります。

糖尿病における恐ろしい部分は、初期症状に自覚出来る兆候がほとんどない事です。

健康診断や別の病気の検査等で、血糖値を指摘される例は多いですが、ご自身で糖尿病だと判断出来る方は、初期の段階ではほぼいないでしょう。初期症状がほとんどみられない一方で、ある程度進行した場合は様々な症状が現れてきます。

例としては、喉が渇いたり、水をたくさん飲んだりする行為、さらには頻尿気味になりやすいのも特徴です。さらに血糖値に問題が起こると体重が減る、嘔吐や倦怠感のような、深刻な症状を引き起こしかねません。合併症として、神経障害や網膜症、さらに腎臓の病気になることもあるなど、糖尿病は様々な病気の起因となりえる恐ろしい病気です。

自覚症状がほとんどないため、早期発見はなるべく検診を受けて、ご自身の健康状態を定期的に把握する事が非常に大切です。

京都府相楽郡にある当院では、糖尿病に関するご相談を承っております。もし日頃の生活習慣に糖尿病を引き起こしかねないと自覚することがある方は、一度当院にて検査を受けて頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院