2017.03.30更新

日本の食生活は欧米化が急速に進んでいますし、生活習慣の乱れをご自身で自覚されている方も多いと思います。今では生活習慣病大国と呼ばれるほど、日本は生活習慣病に悩む人が多いのです。

一方で日本は長寿の国という認識が非常に強まっていますが、長生きするだけではなく、健康な体を維持するのも大切な事だと言えます。生活習慣病に関わる症状の「高血圧」「脂質異常症」「動脈硬化」は、深刻な病気を起こしかねない危険な状態です。どれか単体でも心配するべき状態でありますが、重複した場合は、命に関わる病気を起こしかねないため特に注意が必要です。

そして何より怖いのは、高血圧、脂質異常症、動脈硬化などに自覚症状があまりみられない事です。もちろん、病院で検査を行えばはっきりと分かる部分ではあるのですが、ご自身で異変を感じなければ、病院へ足を運ばない方が多いと思います。何か、病院へ行くきっかけがあれば早期に発見する事が可能ですし、状況に応じて、すぐに治療や生活習慣の改善に努められるものです。たとえ、ご自身で体調不良を感じているといった事がなくても、定期的に検査を受けて、生活習慣病の予防を意識的に行うことが大切でしょう。

京都府相良郡にある当院では、生活習慣病に関するご相談を承ります。
ご心配な方はぜひ、当院にご相談して頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.03.23更新

日々の不摂生や運動不足など、様々な要因で現れるのが生活習慣病です。

高血圧や動脈硬化、脂質異常症など、目に見えて変化がわかりにくいものも多く、糖尿病や脳梗塞などの命にかかわる病気にもなりやすいため、早急に治療が必要です。生活習慣病の治療は、投薬治療なども行われますが、最も重要なのは生活習慣の改善です。高血圧や動脈硬化は、食べ過ぎや運動不足など、生活スタイルが深くかかわっており、野菜中心の食生活を送り、定期的に運動を行うと徐々に改善されます。重症化するとますます治療が困難となるので、出来る限り早く治療する必要があり、早期発見のための検査も重要な意味を持ちます。

例えば脂質異常症は、血液検査などで調べることが可能で、血液中の脂質の量や、血液の流れ方から異常な点を確認していきます。動脈硬化については、当院ではIMT検査を行っています。IMT検査は、血管年齢を計るための検査で、動脈の内膜と中膜の厚さを測定することで、血管年齢を測定し、年齢に対して動脈が堅くなっていないかを検査します。その他にも様々な検査を通して、身体の異常をチェックすると共に、生活習慣病の疑いがあれば、即座に生活改善が望めるよう治療を始めていきます。

長年の不摂生で変質した身体は、中々元には戻りませんが、京都府相良郡にある当院では、一日でも早く健康な身体を取り戻すことが出来るよう、誠心誠意治療をサポートします。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.03.16更新

雑誌やテレビを見ていると一度は、肝炎という言葉を耳にした事があるのではないでしょうか。

これは、肝臓に炎症が起こる病気の事で、発熱、黄疸、倦怠感など、様々症状がみられる場合があります。国内で肝炎を起こす場合、8割を超える割合でウィルス性と言われ、主に「A型」「B型」「C型」のものが多いと言われているのです。それぞれの肝炎により、感染経路や症状の現れ方、治療方法について違いがあります。

例えばA型の肝炎は、経口からの感染が一般的に多く、魚介類を生食した時、中でも牡蠣を食べた時にみられやすいものです。また、経口感染だけではなく、性行為からの感染もみられます。A型肝炎は、症状が他のものに比べ強く現れやすい経口にあり、発熱、黄疸、倦怠感の症状が一般的です。場合によって、肝硬変や肺がんを引き起こしてしまう場合があり、最悪の場合、命に関わる病気といえます。A型肝炎に対する特効薬は特になく、安静にしている必要がある病気です。必要に応じて入院し、経過を観察して療養に努めていれば、2ヶ月くらいで治る病気でもあります。

つまり、専門医の指示に従って安静にしていれば、最終的に治る可能性が高いという事です。原因不明の発熱、黄疸などがみられる場合は、単なる風邪などと自己判断せず、専門医に相談されることが大切です。
京都府相良郡にある当内科医院では、肝炎に関するご相談を承りますので、原因のわからない体調不良があった際には、ご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.03.09更新

糖尿病はメタボリックシンドロームの方や中高年に多いと誤解されがちですが、若い方でも起こり得る病気です。この病気は、インスリンと言われるホルモンが低下することで、高血糖状態が慢性的に続くものです。特に恐ろしい点は、糖尿病になっても自覚症状はほとんどなく、症状が現れた場合は、ある程度進行している可能性が高いことです。

そして注意すべきなのが、糖尿病による合併症です。

糖尿病による三代合併症と言われるのが、糖尿病腎症、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症というものです。糖尿病腎症の場合、透析が必要になる場合があり、糖尿病網膜症の場合、失明する可能性もあります。これらのように、糖尿病そのものが恐ろしいというより、合併症により辛い症状を伴うというのが糖尿病の特徴です。

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があり、これらはそれぞれで原因が異なります。

1型糖尿病は自己免疫疾患などの原因により発症する場合があり、インスリン分泌細胞が破壊されてしまうため、自分で定期的に注射をしなければならないのです。対して2型糖尿病は、生活習慣の乱れ、運動不足や過食などで起こります。症状が悪化すると、インスリンを注射するなどの治療が必要となりますが、日常生活を正しく送れば、こちらは予防可能なタイプです。

自覚症状が少ない分、検査してみなければ分からないことも多いので、不安な方は一度、京都府相良郡にある当院にご相談頂ければと思います。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院

2017.03.02更新

日本は海外に比べ、生活習慣や食生活の乱れが目立ち、そこから生活習慣病を引き起こす可能性が高くなっています。今や生活習慣病はメディアでも大きく取り上げられる事が増え、幅広く認知されるものとなっています。しかし、それでも具体的なイメージが出来ていない方も多い事でしょう。

生活習慣病は「高血圧」「脂質異常症」「動脈硬化」などがあげられ、時には命に関わる重大な問題でもあります。それぞれの状態の怖さについてですが、まず高血圧は、自覚症状こそほとんどないものの、血管に過度な負担をかけている状態です。脳出血や心不全等、可能性としては命に関わる状態でもありますので、決して軽視して良いものではありません。

続いて脂質異常症は、自覚症状がほとんどありませんが、コレステロールや中性脂肪の数値が正常より高くなっています。こちらもまた、命に関わる状態と言えるため、やや深刻なものです。

そして動脈硬化ですが、正常より血管が収縮した状態を指していて、高血圧や脂質異常症などの状態が重複する事により、動脈硬化による危険性が非常に高まります。脳や心臓など、大切な器官へ過度な負担を与える事となり、最終的には脳梗塞や心筋梗塞という命に関わる病気の原因になりえるのです。生活習慣病は専門医による的確な指導に従い生活を改善すれば、命の危険を避けられるものでもあります。

生活習慣病など、内科に関わるご相談を承りますので、ご心配な方はぜひ、京都府相良郡の当院にご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院