2011.09.15更新

今回が、子宮頚癌ワクチンについて書くのも最後かもしれません。今回の公費での負担は、一旦来年の3月末で終了する可能性があります。(多分、来年度も引き続き中学1年から高校1年までは公費負担となると思っていましたが、震災などの影響で実際予算がおりるかは分からなくなりました) そのため、無事に3回とも公費負担でワクチンを接種するためには、9月中に1回目の接種を済ませておく必要性があります。もともとは高校1年生までの枠で、ワクチン不足によるために高校2年生も接種できていましたが、中学生も接種する必要性が出てきました。そんため、今月は中学生の方が多く来られています。多少の痛みはあるようですが、この機会に是非接種してください。
あと、現在の子宮頚癌ワクチン(サーバリックス)はHPVの16,18型に対してのワクチンです。そのワクチンに更に6,11型を追加したガーダシルというワクチンも発売されました。このワクチンは子宮頚癌以外に尖圭コンジローマや外陰上皮腫瘍、腟上皮内腫瘍に対して予防効果があります。一応9月15日から公費負担の対象にはなりましたが、実際のワクチンは流通していないので、今年度はサーバリックスのみと考えて差し支えないと思います。ただ、来年度以降も子宮頚癌ワクチンの公費負担が続くなら、サーバリックスからガーダシルにシフトするかもしれませんね。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院