2017.05.08更新

現代の日本では、生活習慣が乱れ食の欧米化が進んでいる事もあり、時に生活習慣病大国と言われる事もあります。

まず、生活習慣病として恐ろしいものの一つに「高血圧」があげられます。高血圧自体には自覚症状がありませんが、血管に負荷がかかり脳出血や心不全など、命に関わる病気のリスクがあります。運動不足やストレス、喫煙、禁酒、塩分や脂質の取りすぎなど、生活習慣が乱れていると原因になりやすいものです。自覚症状がなく、普段通りに生活できてしまう事が高血圧の怖さなので、定期的に検査を受ける必要があります。

また、生活習慣病としては動脈硬化も恐ろしい状態です。動脈が弾力性を失い血管が狭くなっている状態で、心臓や脳などの重要な臓器に負担をかけてしまいます。最終的に脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる病気を引き起こしかねないため、十分に注意しなければなりません。

そして脂質異常症と言われる、コレステロール値や中性脂肪の数値が高い状態も注意が必要です。動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めるため、こちらも注意しなければなりません。これら生活習慣病のリスクは、定期的に検査を行い、数値を確認し、その上で生活習慣を改善していく事が大切です。

ご自身では判断出来ない事が多いため、専門医からの指示をもらうべきでしょう。京都府相良郡にある当院では、生活習慣病に関するご相談を承ります。ご不安な方はぜひご連絡下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院