2017.03.02更新

日本は海外に比べ、生活習慣や食生活の乱れが目立ち、そこから生活習慣病を引き起こす可能性が高くなっています。今や生活習慣病はメディアでも大きく取り上げられる事が増え、幅広く認知されるものとなっています。しかし、それでも具体的なイメージが出来ていない方も多い事でしょう。

生活習慣病は「高血圧」「脂質異常症」「動脈硬化」などがあげられ、時には命に関わる重大な問題でもあります。それぞれの状態の怖さについてですが、まず高血圧は、自覚症状こそほとんどないものの、血管に過度な負担をかけている状態です。脳出血や心不全等、可能性としては命に関わる状態でもありますので、決して軽視して良いものではありません。

続いて脂質異常症は、自覚症状がほとんどありませんが、コレステロールや中性脂肪の数値が正常より高くなっています。こちらもまた、命に関わる状態と言えるため、やや深刻なものです。

そして動脈硬化ですが、正常より血管が収縮した状態を指していて、高血圧や脂質異常症などの状態が重複する事により、動脈硬化による危険性が非常に高まります。脳や心臓など、大切な器官へ過度な負担を与える事となり、最終的には脳梗塞や心筋梗塞という命に関わる病気の原因になりえるのです。生活習慣病は専門医による的確な指導に従い生活を改善すれば、命の危険を避けられるものでもあります。

生活習慣病など、内科に関わるご相談を承りますので、ご心配な方はぜひ、京都府相良郡の当院にご相談下さい。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院