2011.03.24更新

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々とご遺族の皆様に深い哀悼の意を捧げます。
また、被災地の皆様、ご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。ならびに、災害の復旧に従事される方々に心よりの敬意を表し、感謝申し上げます。 被災地の一日も早い復興と安全を祈念いたします。

地震の影響は計り知れません。原爆や放射能の問題も深刻で、徐々に食料や水にも影響を与えているようです。また府医師会の先生方が被災地へ救援にいかれてます。その様子も医師会のブログなどで報告されており、現場の雰囲気がひしひしと伝わってきます。(皆さん、結構文章がうまかったりする!)

我々開業医はおいそれと被災地へは行けませんが、もう一度しっかりと目の前の患者さんに向き合い、不安定な世間に流されることが無いようにしなければならないと思います。でも、内科医にとっては薬が命って所があります。今回の地震でチラージンという薬を作る工場が被害を受けたようです。甲状腺のお薬で、患者さんにとっては日常生活を送る上で非常に大切なお薬です。直ぐに緊急輸入の措置が取られたようですが、ある程度リスクの分散も大事だと気づかされました。また、漢方も入手しにくくなってきているようです。
患者さんには何かと不便をおかけするかもしれませんし、同じお薬が無い場合は代換えのお薬になるかもしれませんがご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 医療法人翠樹会 岸田内科医院